すばるくんと関ジャニ∞

 

 

今、の感情を、なにひとつまとまらないこの感情を、ただつらつらと吐き出しておく。まとまらないのでなにもまとまってないよ。

 

 

 

 

すばるくんがジャニーズ事務所を退所するという発表があってから1週間が経った。あまりにも信じがたいこの発表は、未だになんだか信じることができていない。夢のようにふわふわとしている。実感がない。会見の映像を見ても涙すら出なかった。シンジラレナイ。頭で理解できても感情がひとつも追いついてこない。

 

つらいことから逃げがちな軟弱なわたしは、この1週間、すばるくんのことを、関ジャニ∞のことを、考えないようにしていた。曲も聞かない、テレビも極力見ない。実際、仕事もプライベートもバタバタしていたおかげで考えなくて済んだのだけど。

 

土日になり、少し時間ができて、ようやくゆるゆると考え出した。

 

 

 

 

 

すばるくんが関ジャニ∞から飛び立ってしまうんじゃないかという儚さは、その時によって大小あったけれど、いつもどこかにあったように思う。

だからだろうか、思いのほか頭ではストンと理解できた。ああ、ついにこのときがきてしまったのか、と。

でも、すばるくんは嘘偽りなく関ジャニ∞を深く深く愛していたし、関ジャニ∞で夢を見ていた。それは誰が見ようが一目瞭然だったと思う。だから、なんで?どうして?やだやだ!意味わからん!が襲ってくる。

 

「海外で音楽を学びたい」なんともすばるくんらしい人生の決断だ。36歳になってもなお新しい挑戦を続ける、素晴らしい。でも保守的な人間のわたしは、ジャニーズ事務所に、関ジャニ∞に、守られている現状を脱してまでやらなければいけないのか?と思ってしまう。

 

それにわたしは、すばるくんは最終的にはヨコヒナが、メンバーがいないとダメなんだと思ってた。精神的に。どんなに心が拐われそうなときでもいつだって関ジャニ∞を選択して来たのは、関ジャニ∞を愛していたから、ファンを愛してくれていたから、そして最終的に、ヨコヒナを、メンバーを必要としていたからで、これが最善の形で、これからもそうだと信じて疑わなかった。

いつか関ジャニ∞を飛び立ってしまうんじゃないかという儚さを抱えながらもメンバーに絶対的に守られ、それを必要としているすばるくんの弱さが好きだった。

でもいつのまにか、みんなに守られなくても、一人で立てるようになっちゃってたのかなあ。

 

そんなメンバーが、なんで?もやだやだ!も全部ぶつけてたくさん引き止めてくれてて本当に嬉しかったし、わたしたちが言いたいことを全部ぶつけてくれたんだろうということが、本人たちの口から聞くことができてよかった。あの会見は、完璧だった。嘘偽りのない正直なみんなの言葉が聞けてよかった。それでもすばるくんの気持ちが変わることはなかったのだけど。その上で仲間が、すばるくんの背中を押すなら、と、それに従わざるを得ない無力さがつらい。

 

すばるくんきっと、夏のライブ出たかったんだろうな。決まっている仕事を全うしたいと申し出るすばるくんは、正しい。けれどこれからの関ジャニ∞を守って行くために、これからの関ジャニ∞を強くしていくために、6人でライブを行うことを決めた6人も、正しい。

きっとしばらくは、すばるくんを見ることも応援することも出来なくなる。すべてが正しくある世界で、これから、すばるくんのことを好きでいる人たちの気持ちはどこへ向かえばいいのだろう?

 

 

まだ現実から逃げ続けているわたしはきっと、6人の関ジャニ∞のライブを観て、無意識のうちにすばるくんの声を探してしまう。そこで初めて泣いてしまうのかもしれない。大好きな6人を前に、そこにはいない大好きな人の面影を探して泣いてしまうことを許してほしい。

 

すばるくんの夢を応援したい理解力のあるええ女風のわたしと、なんで?やだやだ!と駄々をこねる面倒臭い女のわたしが、未だにおしくらまんじゅうを続けているけど、

 

すばるくんのそういうとこ、ほんと大っ嫌いで大好きだったわ、ありがとう

 

どれだけまわり道だったとしても、何一つ間違いじゃない、いつだって正しかったすばるくんの選択が、今回も正しいと信じてる。

 

 

とにかく今は、

ぐちゃぐちゃな気持ちを全部抱えて、

どんなにつらくても、

すばるくんの一分一秒を見逃さず生きるのみ、と心に決めたので、それを貫きます。

 

 

関ジャニ∞渋谷すばる」の、最後のときまで。